Sustaina­bility

人材育成

GANYMEDE株式会社は、競技力の向上にとどまらず、クリエイティブ教育やデジタル人材育成を含めた包括的なプログラムを通じて、次世代の文化・スポーツ・eスポーツ領域を担う人材の育成と支援を行っています。
その一環として才能あるプレイヤーを早期から発掘・育成し、将来の競技シーンで活躍できる選手を輩出することを目的としたアカデミー部門を設立し、競技スキルや戦術理解だけでなく、発信力や表現力、デジタルリテラシーといった、現代の競技者・クリエイターに求められる多面的な能力の育成に注力しています。これにより、選手としての可能性を最大限に引き出すと同時に、競技引退後も社会で活躍できる基盤づくりを目指しています。
また、社内においては人事部主導のもと、新入社員を対象としたeラーニングプログラムを導入し、社会人として必要な基礎スキルの習得を支援しています。ビジネスマナーや円滑なコミュニケーション能力、課題解決力など、業種を問わず求められるスキルを体系的に学ぶことで、組織全体の人材力向上と、持続可能な事業運営につなげています。
研究分野においては、東京大学との合同研究を実施し、eスポーツ選手のパフォーマンス向上を目的とした協業にも取り組んでいます。
科学的データや分析に基づいたアプローチを取り入れることで、競技力向上の新たな可能性を探るとともに、eスポーツ分野における知見の蓄積と発展に貢献しています。
さらに、学校事業においては、eスポーツチームやイベント制作会社における慢性的な人材不足、マネジメントやイベント制作ノウハウの未整備といった業界課題に向き合っています。
誰もがプロゲーマーになれるわけではない現実の中で、プロゲーマーを目指す学生や専門学校が増加している現状を踏まえ、競技以外のキャリア選択肢を広げる教育機会の提供に力を入れています。
具体的には、チーム運営、マネジメント、イベント制作、マーケティングなど、eスポーツ業界を支える多様な職種に必要な実践的スキルを学べる環境を整備。
これにより、社会経験やビジネススキルを持たないまま競技人生を終えるプロゲーマーのセカンドキャリア問題の解決にも取り組んでいます。
GANYMEDE株式会社は今後も、競技シーンの発展と人材育成を両立させ、eスポーツを持続可能な文化・産業として次世代へつないでいくことを目指してまいります。

権利の尊重

GANYMEDE株式会社は、当社が運営するプロゲーミングチームZETA DIVISIONに所属する選手およびクリエイターに対する誹謗中傷行為について、深刻な人権侵害および業務妨害と捉え、法的措置を含む対応を強化しております。
インターネット上およびSNS等において確認される、根拠のない中傷、差別的・攻撃的な表現、人格を否定する投稿に対しては、弁護士等の専門家と連携し、証拠保全、発信者情報開示請求、法的手続きを含めた厳正な対応を行ってまいります。当社は、所属メンバーが安心して活動できる環境を守ることを、企業としての重要な責務と考えています。
また、所属クリエイターによる不適切な表現を含む投稿が確認された場合には、事実確認を行ったうえで、速やかな謝罪および該当投稿の削除等の是正対応を実施しております。あわせて、意図の有無にかかわらず、特定の個人や属性に対して忌避される可能性のある表現について、理解を深めるための啓蒙活動を強化しています。
その一環として、選手・クリエイターを対象としたコンプライアンス研修を定期的に実施し、SNS利用における注意点、表現の影響力、差別的表現やハラスメントに関する正しい知識の共有を行っています。
表現者としての自由を尊重しつつも、社会的影響力を持つ立場としての責任を自覚し、健全なコミュニケーションを行うことを目的としています。
GANYMEDE株式会社は今後も、差別的表現や誹謗中傷の抑止および啓発に継続的に取り組み、選手・クリエイター・ファンを含むすべての関係者が尊重される、健全で持続可能なコミュニティの形成を目指してまいります。

多様性・平等性の尊重

GANYMEDE株式会社は、性別、国籍、年齢、文化的背景や価値観の違いを問わず、「才能が正しく評価される社会」の実現を目指しています。個々の違いを排除するのではなく、その多様性こそが新たな価値や創造性を生み出す原動力であると考えています。
当社は、多様性(Diversity)・平等性(Equity)を尊重し、すべての人が公正な機会を得られる環境づくりに取り組んでいます。
競技成績や発信力、業務成果といった本質的な価値に基づき評価を行い、属性や先入観によって可能性が制限されることのない組織運営を大切にしています。
この考え方は、所属する選手やストリーマーに限らず、GANYMEDE株式会社で働くすべての社員にも共通するものです。
互いの違いを尊重し合い、安心して意見を交わし、能力を最大限に発揮できる環境こそが、健全なチームと持続可能な事業成長につながると信じています。
また、ハラスメントや差別的言動を許容しない明確な姿勢を示すとともに、日々のコミュニケーションや意思決定の場において、公平性と配慮を欠かさない文化の醸成に努めています。
多様なバックグラウンドを持つ人材が共に働き、共に挑戦できる環境を整えることは、eスポーツ業界全体の健全な発展にも寄与するものと考えています。
GANYMEDE株式会社はこれからも、一人ひとりの才能が正当に評価され、尊重される社会の実現に向けて、多様性と平等性を軸とした取り組みを継続してまいります。

責任あるものづくり・ブランドづくり

GANYMEDE株式会社は、環境への配慮を事業活動の前提とした制作フローを大切にしています。
ものづくりにおいては、短期的な効率や大量生産を優先するのではなく、環境負荷を可能な限り抑え、持続可能な形で価値を生み出すことを基本方針としています。
私たちは、過剰な消費を煽ることなく、「本当に必要なものを、必要な分だけ届ける」ことが、これからの社会において重要であると考えています。その姿勢は、製品やサービスの企画・制作だけでなく、情報発信やブランドコミュニケーションの在り方にも反映されています。一方的に消費を促すのではなく、背景や想いを丁寧に伝えることで、長く大切にされる価値の提供を目指しています。
パートナー企業との関係においては、立場や規模の違いにとらわれない、フェアで対等な協働を重視しています。短期的な利益を目的とした取引ではなく、互いの専門性や価値観を尊重し合いながら、長期的な視点でのパートナーシップを築いています。また、地域やコミュニティとの持続的な連携を通じて、ものづくりの背景にある文化や人とのつながり、価値の循環を大切に育んでいます。
制作に使用する副資材についても、環境への影響を考慮した素材を積極的に採用しています。加えて、チャック付きポリ袋タイプの仕様を取り入れることで、使用後もライフスタイルに合わせた二次利用が可能となり、使い捨てを前提としない設計を実現しています。こうした細部への配慮が、日常の中で自然に環境負荷を減らす選択につながると考えています。
販売方法においては、基本的に受注生産を採用し、過剰な在庫を抱えない仕組みを構築しています。これにより、廃棄ロスを最小限に抑えるとともに、無駄のない、責任あるものづくりと流通を実現しています。
一つひとつの選択や判断が、未来の環境や社会につながっていく。その意識を常に持ちながら、GANYMEDE株式会社は、持続可能で誠実なものづくりをこれからも展開してまいります。

知的財産に対する対応

基本方針
当社は、ゲーミングカルチャー及び表現活動としての配信業界の持続的な発展に寄与するため、当社が管理・保有する知的財産(IP)を適切に保護・活用するとともに、第三者の知的財産権を最大限に尊重します。
1.自社知的財産の適切な管理と保護
当社は、選手・クリエイターの肖像権等、VTuberに係るビジュアル、動画、楽曲等に係る著作権、ロゴ等に係る商標権といった様々な知的財産を保有・管理しております。
各種知的財産について、その発生・取得状況から、第三者に対する利用許諾の局面まで、一貫して経営管理部法務室担当者が全契約書のレビューを行うとともに、必要に応じて外部弁理士と連携することにより、関係法令に配慮しつつ適切な権利管理ができるよう対応しております。
また、第三者による権利侵害行為を発見した場合には、経営管理部法務室を中心に、外部弁護士等の協力も仰ぎながら、法的措置を含む適切な対応をとってまいります。
2.第三者の知的財産権の尊重と適正利用
各業界に関わる全ての権利者の知的財産を尊重し、配信活動及びコンテンツ制作において権利侵害が発生しない体制を構築します。
具体的には、各種知的財産の利用に際して、適切な許諾の取得を行うとともに、許諾取得状況及び許諾取得範囲の適切性について経営管理部法務室担当者が随時確認を行ってまいります。また、定期的に、社内において知的財産権保護の重要性について研修・教育を実施いたします。